全国の平均結婚費用は433万円という発表に対して、
多くの方が懐疑的な声を上げているそうだ。
今の時代、独身の若者達に400万などと言う金額がどう響くかは安易に想像できる。
貯める、安くすます、親の見栄..はたまた 結婚ビジネスの罠だ などという声も
解らなくもない。
しかし懐疑的な意見を寄せる多くの独身の方々に、
結婚式を挙げて実際に家庭を育む既婚者として、また多くの結婚式に参加したものとして
いくつか言いたい、事前に知っておいてもらいたいことはある。
まず、結婚式(特に披露宴)はお披露目であるということ。
新郎新婦二人を媒介にした両家親族同士の「親族になる」挨拶の場であり
恩師、上司やお世話になった方々への、結婚報告&お披露目である。
「まだまだ不束者の二人ではございますが....」と言う定番文句は、
招待した方々へ「今から家庭を築くので色々とよろしくお願いします!」と言うことだ。
そういう場である「結婚式というもの」を、二人(あるいは両家)が、どう考えているかが 規模や費用に現れたりすると思う。
OYAJIは以前会社のメンバーの地味婚に参加したことがあった。
○○会館と言う小さい公的施設で親族を入れても20名も満たないささやかな式であった。
食事もあまりよくなく、ご祝儀の引き出物がお菓子程度。
OYAJIは来賓の祝辞を述べたのだが、御両親が挨拶にも来ることもなく、取りたてて何のイベントも無い。
隣席の地方から来ていた学校の恩師は「今時の式はこんなものなんですかね」と聞いてきてOYAJIも返事に困った。
わざわざ来ていただいた来賓や親せきに対しての配慮があまりにも無いこと。
本人達だけならともかく、両家の親御さんまでがそういう感じかなあと思い残念であった。
案の定、その後年賀状一つも来ないカップルである。
彼らや両親にとって、良い結婚式だったという思い出になっているのだろうか。
上の記事にも最後に、
「結婚式はあくまで通過儀礼。一番幸せなのは、結婚したふたりが幸せな家庭を築くことだろう。」と
もっともらしいことを書いてあるが、
結婚した二人が幸せな家庭を築くタメには、両家親族の付き合いや兄弟姉妹との関係がどれほど
大きな影響を与えるか!!
そして新郎は、新婦のご両親や兄弟から「どういう婿さんである」と思われるか!!
こういうのが後々メチャクチャ大きいことを理解してもらいたい。
新婚夫婦生活への細かい口出し。子供が出来た時の育児、孫への干渉。
親の介護問題が現実的になった時の兄弟姉妹との関係。
これら結婚後現実に起こる事柄に対して、スムーズに上手く行くのか、厄介な頭痛のタネになるか
はたまた、逃げて絶縁状態になるのか....
これも、はじめの「結婚式、披露宴をどのようにしたのか」で
「新郎」あるいは「二人」に張られたレッテルやイメージが、ずっと後を引くのである。
OYAJIが子供の頃、親戚のお姉ちゃんが、二人だけで海外で挙式をあげたことがあったが、
正月になるとオジオバ連中が集まり、酒を飲みながら
「あの子の旦那はダメだ」とか「ろくでもない男に引っ掛かって」とか好き勝手言われ
お姉さんの両親は肩身の狭い思いをしていたのを思い出す。
もちろんOYAJIを可愛がってくれたお姉ちゃんとはそれっきり会っていない。
日本はまだまだ村社会な部分が大きい。
親戚全般に祝福され、認められ とまでは言わないが、
せめて両家の両親から「貴方達はしっかりしている」「もう大丈夫だ」と口出しされない家庭を作りたいなら
二人のイメージを持たれるスタートとなる「結婚式+披露宴」を どうするかをよくよく考えた方がいいと思うのである。
※別に親戚にどう思われようが、例え親兄弟に何と言われようが、二人が幸せなら.. と言う若者は
多いだろうが、そう考えていた自分を今猛烈に反省し後悔している既婚者はものすごく多いと思う。
それほど「幸せな家庭」とは二人だけの問題では済まない要素が多いのだ。
OYAJIが感じた、様々な角度からのコラムです。
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