以前近所に出来たグレードの高いマンション。
かなりの高額であったが即日完売。
比較的裕福層のファミリーが住み始め、息子の小学校に数人の転校生がやってきた。
当然、母親情報網は早く、父兄参観日には、どういう感じの両親なのかと
チェックが入った。
その後も学校行事などで、「あの人があのマンションの..」と言う
ささやきも聞かれ、相変わらず女性と言うのは幾つになっても
自分よりもステータスの高いもの対する妬み嫉妬心というのは無くならず、
ちょっとした村社会を作りたがる生きものだなあ...と感じていた。
男性はそれほど、他の家庭のグレードや父親のステータスなどを意識しない。
まあ、そこが奥さんにとって歯がゆく情けなく見えるのだろう。
こういう話をしたのも、実は、下の息子が
「同じクラスの○○君(例のマンションファミリー)、転向しちゃった」と聞いたからだ。
嫁に聞くと、奥さんの方の実家の北陸に帰ったそうだ。
聞くところによると、数十個の世帯のうち五世帯ぐらいが既に手放したそうである。
そう、ローンが払えなくなり泣く泣くというパターンである。
何とも世知辛い話だ。
今、銀行には住宅ローン支払いについての相談が爆発的に増えたり
競売物件の一戸建てが売れ残っているらしい。
全国でマイホームを泣く泣く手放す男たちは今年もより増えることだろう。
男の夢、家族の夢、と人生最大の買い物にかけた男達の気持ちを思うとただ切ない。
先を読まずに考えが甘く、何とかなると思ったツケがきた自業自得、自己責任と
言えばそれまでだが、一時でも夢、幸せを見た家族が今後全く逆の生活を余儀なくされるわけだ。
一丸となってまた幸せをとなればいいが、家を手放すことからくる歪みが
家族を崩壊させる悲しい現実もある。
これからは、時代の動きを見ながら、自分の明日をリアルに描き、
「分相応な家庭」を築いていくことが求められる。
奥さんの為に、子供の為に幸せを願い、無理をして手に入れたマイホーム。
一歩間違えると、全てを失うことになる「危険物」であることを認識すべきである。
※そうは言っても失いたくない奥さんが、返済人の旦那を計画的に殺し、借金をチャラにする
と言う例え話は、リアルすぎて笑えなかったりする。
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