『お前の一生はおれが面倒見る。第一発見者になってくれないか』
『お前が連れ込んだことにしてくれ』
『(救急が来たら)うまく説明しといてくれ』
裁判中の押尾学が現場でマネージャーに言ったセリフらしい。
この内容がネットでは鬼畜扱いなのだが、
よくよく考えると、何とも寂しい人間ではないか。
言葉自体は、命令口調で、下の者に言う物言いだが、
内容は、「僕は捕まるのが嫌だから、罪をかぶって、お願い」
と言う何とも情けない話である。
確か、クリント・イーストウッドが泥棒をする映画で、
大統領が同じ様なセリフを話していたような。
人の生死にかかわる大事を起こしておいて、自分は自己の保守に走る。
しかもその為に、下位にあるものを犠牲にしようとしたり。
いわゆる卑怯モノだが、何だか人間的にさもしい。
イザと言うときの覚悟が出来ていない。腹が据わっていない。
自分の悪さを認めたくない、隠したい欲求があるのだろうか。
昔風に言えば「男らしくない」「潔くない」といった感じだ。
最近話題になること。例えば国の政策や政治家、行方不明高齢者年金問題、など
共通しているのが、責任をあいまいにし、誤魔化して何とかすり抜けようとする人達。
平然とした顔でシラを切り続ける人達。
「腹をくくって、覚悟を決めて、謝ってしまえよ」と思うのだが、
そのことで受けるマイナスを恐れているとしか思えない。
確かに、押尾学もそうだが、認めてしまうと、自分の地位や名声など全てを失うことになるのが
怖くて逃げてしまうのだろう。もちろん逮捕されたり服役したりもある。
でも、どちらが人間として尊いかは歴然としている。
もし、上手く隠し通せても、逃げおうせても、一番大事な「人の信頼」を失ってしまうのである。
押尾学のマネージャーは、現場で「何とかしたいな」と考えたらしい。
悲しいかなマネージャーの仕事。
しかし昨日の裁判で彼は、
「時間がたつにつれ、人が一人亡くなったことの重みを感じ、真実、本当のことを話しました」
と語っている。
マネージャー君 ! 君は大丈夫! それが普通の人間の良心と言うものだよ。
※不倫がバレても知らん顔は、潔くないし男らしくないと思う。
しかし身代わりに、罪を償ってくれる「秘書」「マネージャー」がいれば、などと馬鹿な事も考える。
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